仮想通貨の購入には「販売所」と「取引所」の2種類があります。
みなさんはどちらで購入していますか?
もしかしたら、その買い方で損をしているかもしれません!
今回は「販売所」と「取引所」それぞれのメリット、デメリットを解説していきます。
販売所、取引所の違い
どちらも仮想通貨を売買する場所のことですが、明確な違いは「誰と仮想通貨の売買を行うのか」です。
販売所は、ユーザーと販売業者の間で売買するところです。

一方取引所は、ユーザーと他のユーザーとの間で売買するところです。

販売所のメリット・デメリット
メリット
1.売買のシステムがシンプルなため、初心者におすすめ
取引には「買う」「売る」の2つのパターンしかないため、初心者にも扱いやすくなっていま
す。
2.各コインの価格が事業者によって決められているので、売買がすぐにできる
取引所では事業者がコインの価格を決めています。そのため、自分がその価格で売買したいと
思ったらすぐに行うことができます。
また、売買が成立しないということも避けられます。
デメリット
1.手数料が割高
取引所の最大のデメリットが手数料になります。販売所に比べると割高の傾向にあります。
今後、売買の回数が増えていけばこの手数料差がどんどん膨らんでいきます。
4の「販売所・取引所の手数料の違いの比較」で、詳しく説明していきます。
取引所のメリット・デメリット
メリット
1.手数料が断然安い!
販売所と比べると、手数料がかなり安い傾向になっています。取引所によっては手数料が無料の
所もあります。
2.成行注文・指値注文ができる
販売所には「成行注文」と「指値注文」の2種類の売買の方法があります。
成行注文とは
現在提示されている価格で購入する方法です。すぐに注文が完了します。
指値注文とは
自分の希望する価格で購入する方法です。その価格にならない限り購入はできません。
指値注文で、市場価格よりも安い価格で購入を設定しておき、市場価格が設定した購入価格になったら、自動的に取引が成立します。
こういう場合に、自分で希望した価格での売買が可能になります。
慣れてきたら、挑戦してみましょう。
デメリット
1.ユーザー同士での売買なため、すぐに取引が成立しにくい
自分の希望した価格の取引がない場合には売買が成立しません。すぐに売買したい場合には
販売所がおすすめです。
2.マイナーなコインが扱われにくい
人気銘柄である、ビットコインやイーサリアムなどは多くの取引所でも取り扱われています。
しかし、マイナーなコインは発行枚数が少なかったり、取引量が少なかったりするため、取り
扱われていない場合が多いです。
コインチェックの画面で販売所と取引所の手数料の比較
販売所と取引所での手数料が違うことがわかったと思います。実際にどれほどの差があるのかを比較していきます。
11月9日の22時の1BTCあたりの価格で比較をしてみます。
販売所の1BTC=5,758,378円です。

取引所の1BTC=5,588,152円です。

その差はなんと、170,226円です!
これは1BTCのときですので、もう少し少額の0.01BTCの時も比較してみます。
販売所は0.01BTC=57,583円・取引所は0.01BTC=55,881円
その差は、1,702円です。

少額でもこのくらいの差が出てしまうのか!
もしもこの手数料の差に気づけていなかったら・・・
コツコツ売買している方にとっては大きな損になってしまいますよね。
もしも、まだ「販売所」で売買している方がいたら、「取引所」で売買することを考えましょう。
慣れてくれば、難しいことはありません!
まとめ
今回は「販売所」と「取引所」の違いについて解説しました。
それぞれのメリット、デメリットがわかったと思います。
特に手数料の差のところは、必ず覚えておいてください。
その差で浮いたお金を、買いまわしの資金にもできますよね。

売買するときは取引所!!です。
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